KTX・SRTの乗り方と予約方法|ソウル〜釜山の列車ガイド
KTXとSRTの違い、ITX・ムグンファ号の使い分け、アプリや駅の券売機での予約方法、コレイルパス、立席、ソウル〜釜山の所要時間まで、初めての韓国旅行向けに整理しました。

結論:ソウル〜釜山ならKTXかSRT、時間に余裕があればそれ以外も
ソウルと釜山を移動するなら、基本は高速列車のKTXかSRTです。どちらも所要時間は2時間30分前後〜が目安で、列車や停車駅によって変わります。日本でいえば、東京〜名古屋と東京〜新大阪の中間くらいの感覚です。ITX-セマウルやムグンファ号は、同じ区間でもだいぶ時間がかかります。
予約は、KORAILのアプリ・サイト(KTX・ITX・ムグンファ号)、SRTのアプリ・サイト(SRT)、または駅の券売機・窓口のどれかです。連休や週末の人気時間帯は埋まりやすいので、日程が決まったら早めに押さえておくと安心です。
KTX・SRT・ITX・ムグンファ号の違い
| 列車 | ソウル〜釜山の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| KTX | 2時間30分前後〜 | KORAILの高速列車。ソウル駅(一部は龍山駅)発着で、市内中心部からアクセスしやすい |
| SRT | 2時間30分台〜 | 運営会社が別の高速列車。ソウル側の主な始発は水西(スソ)駅で、江南エリアに近い |
| ITX-セマウル | 4時間台〜 | 高速列車より遅いが、座席はゆったりめ。停車駅が多い |
| ムグンファ号 | 5時間台以上 | いわゆる在来線の普通・急行タイプ。時間はかかるが、途中の町に立ち寄る旅向き |
時間は路線や列車ごとに違うので、数字はあくまで目安です。実際のダイヤと運賃は、予約画面で必ず確認してください。運賃もKTXとSRTで差があることが多く、日や時間帯によっても変わります。
KTXとSRTはどちらを選ぶ?
迷ったら、泊まる場所に近い駅から出る方を選ぶのがいちばん簡単です。
- ソウル駅の近く(明洞、ソウル駅周辺、弘大からAREXで出やすい人)→ KTX
- 江南・蚕室・水西エリアに泊まる→ SRT(水西駅は3号線・SRT・分当線の駅)
ソウル駅と水西駅は離れています。「安そうだから」と選んで、出発駅まで移動に時間がかかっては本末転倒です。釜山側はどちらも釜山駅に着くので、そこは気にしなくて大丈夫です。
どこで予約する?3つの方法
1. KORAILのアプリ・サイト
KTX、ITX、ムグンファ号はKORAILで予約します。外国語表示にも対応していますが、会員登録の条件や、海外発行のクレジットカードが使えるかどうかは時期や手続きで変わることがあります。旅行前に一度ログインして、決済まで試せるか確認しておくと安心です。発売開始のタイミングも変更されることがあるので、公式の案内で確認してください。
2. SRTのアプリ・サイト
SRTは別のアプリ・サイトです。KORAILとは予約画面も会員も別なので、KTXとSRTを両方比べたい場合は、2つの画面を見比べる必要があります。外国人向けの利用条件も確認しておきましょう。
3. 駅の券売機・窓口
アプリが使いにくいときは、駅の券売機が頼りになります。日本語を含む多言語表示に対応した機械が多く、パスポートを使う手続きが必要な場面もあります。到着当日の窓口は、旅行者や帰省客で混むことがあります。出発の30分〜1時間前には駅に着いておくと余裕があります。
コレイルパスは使うべき?
外国人旅行者向けに、KORAILのコレイルパス(Korea Rail Pass)があります。KTXを含む列車が一定期間乗り放題になるものですが、料金・期間・対象列車・予約ルールは変更されます。「買えば得」と決めつけず、次のように考えましょう。
- ソウル→釜山→ほかの都市と、長距離を何回も乗るならパスを検討する価値あり
- ソウル〜釜山を往復1回だけなら、普通に切符を買った方が手間が少ないことも多い
- パスがあっても、座席の予約が必要な場面がある。混む時期は特に早めに
最新の条件は、購入前にKORAILの案内で確認してください。
座席選びと立席のこと

- 一般室・特室:特室は座席が広めです。長時間乗る日や、荷物が多い日は検討の余地があります。
- 窓側・通路側:景色を楽しみたいなら窓側、トイレに立ちやすいのは通路側。
- 進行方向:車両によって座席の向きが逆になることがあります。酔いやすい人は予約画面で向きを確認しましょう。
- 荷物:大きなスーツケースは、車両の端の荷物置き場に置くことが多いです。置けるスペースには限りがあるので、1人旅なら小さめが楽です。
満席のときは、列車によって立席の切符が出ることがあります。座席は保証されず、釜山まで立ちっぱなしになる可能性もあります。2時間以上の移動なので、初めての旅行ならなるべく座席つきを選び、別の時間帯や別の列車も探してみるのがおすすめです。
空港から乗るときの考え方
日本から仁川空港に着いて、そのまま釜山へ向かう人も多いです。仁川空港からはAREXでソウル駅まで行き、KTXに乗り換えるのが分かりやすいルートです。到着後に予約すると座席が取れないこともあるので、日本にいるうちに予約しておく方が安心です。ただし、フライトの遅れも考えて、乗り換えには余裕を持ちましょう。
金浦空港や釜山の金海空港を使う旅程もあります。たとえば、行きはKTX、帰りは釜山から飛行機で日本へ、という組み合わせは、同じ区間を往復せずに済みます。
釜山に着いたあと

釜山駅は地下鉄1号線の駅で、ここから西面や南浦洞方面へ乗り換えなしで向かえます。荷物があるなら、まず宿に預けて身軽になってからごはんへ、という流れが楽です。
釜山の宿を探しているなら、1号線沿いのKimchee Busan Guesthouseも選択肢のひとつです。1号線の凡内谷(ボムネゴル)駅から徒歩1分で、西面まで地下鉄1駅、歩いても行ける距離です。釜山駅や、光安里・海雲台方面にも地下鉄で動きやすい立地です。チェックインは16:00、チェックアウトは12:00。KTXの到着が早いときは、先に荷物のことを宿に相談してみましょう。料金は日付によって違うので、サイトで日程を入れて確認してください。
予約前のチェックリスト
- 泊まる場所に近い出発駅(ソウル駅か水西駅か)を決める
- KTXとSRTで、時間と運賃を見比べる
- 連休や週末は、日程が決まったらすぐ予約する
- アプリの会員登録とカード決済を、出発前に試す
- パスを使うなら、条件と座席予約の要否を確認する
- 宿の場所と、釜山駅からの動き方を調べておく
宿の予約とあわせて整理しておくと、旅の動きがつかみやすくなります。ソウルや釜山の宿は宿を探すから、予約後の確認はマイ予約から見られます。ほかの旅行ノートはブログ一覧にまとめています。
